正確な面積の把握

土地の面積に私道部分の面積を含むときは、この場合に1平方メートル当たりの価格を計算するときは、私道部分の面積を除いて計算されることになっています。建物の面積は、建物の面積で表示されます。延べ面積とは、各階の床面積の合計面積です。2階建ての住宅の場合は、1階の面積と2階の面積とを合計した面積となります。床面積とは、建物の壁などの中心線で囲まれた部分の面積の各階ごとの合計面積をいいます。つまり、壁の半分の面積は、床面積に含まれるのです。わが国の登記簿に載せる面積は、1戸建ての場合は床面積を載せます。しかしマンションの場合は、専有部分が壁の内側になりますから、壁の内法で計算した面積が登記簿に載せる面積になります。マンションの壁は、所有者の共有部分となり、1人の名義にできないからです。バルコニー、ベランダなどの面積は、建物の面禎には入りません。中古住宅などの広告では、正確な面積を把握できないこともあり、建物面積の代わりに建物の部屋数と各部屋の畳数を表示することが普通です。「2DK」とあれば寝室が2部屋にキッチン付きの台所があることを、「3LDK」とあれば、寝室が3部屋にリビングルームとキッチン付きの台所とがあることを意味します。DKやLDKの具体的な広さに関する基準はありませんが、DKは4畳半以上、LDKは10畳前後とされています。いまだ工事の完了していない物件の売買を「青田売り」と言います。建売住宅や分譲マンションの場合は、工事が完了する前に販売される青田売りが多くあります。青田売りの場合には、建築確認番号、工事の概要、工事の完了予定年月日などを表示することになっています。また業者が売り主の場合には、代金の5%を超える手付金などの前金を支払うという契約のとき業者は、前金の受領に際して「前金保証」をしなければならないことになっています。そこで代金の5%を超える手付金などの前金を支払うときは、前金保証会社や銀行などが発行する「前金保証書」と引き換えに前金を支払うようにしてください。新築とは、建築後1年未満で、1度も使用されたことのない建物を言います。ですから、例え建築後1年未満でも、いったん誰かが入居したものは新築と表示することはできません。築年数は、建築の完了した日から、1年、2年と数えます。参考までに、マンションの一般的な耐用年数は50年から80年、木造住宅で20年から30年です。団地の場合の広告では、団地全体の大きさや施設の内容を知らせるために、開発面積、総区画数、販売区画数などを表示することになっています。